声優業界用語 あ行

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行
◆アップ
キャラクターや人物などの一部分が画面に大きく写ること。
◆頭合わせ
映像の口の動きとセリフの冒頭を合わせること。逆の意味で「ケツ合わせ」という言葉もある。
◆アテレコ
アフレコのこと。キャラクターに「声をあてる」ことから「声をあてるレコーディング」⇒「アテレコ」と呼ばれるようになった。現在では、「アフレコ」の方が一般的である。
◆アドリブ
即興で演技をすること。アフレコや吹替えでは、台本上の台詞を補うためのアドリブやOFF台詞時のアドリブ、「・・・」などの行間を表現するためのアドリブなど、台本には記されていない様々なアドリブ表現が織り交ぜられている。元々は音楽用語。
◆アフレコ
アニメや外画など、すでに出来上がった作品の映像に合わせて、声の収録を行う方法。アフターレコーディングの略。毎週放送されるアニメの場合、映像が出来上がっていないことがあるが、その場合はセリフタイミングが画面上に指示されたり、タイムコードをキッカケにして収録を行う。
◆暗転
照明を全てカットし、舞台・客席を真っ暗にすること。演劇で、幕をおろさず、舞台を暗くして、その間に場面をかえること。ダーク チェンジ。舞台上の転換時に使用されることが多いが、演出で行うこともある。
◆アーティキュレーション(articulation)
音と音の区切やつながりのこと。英語では「はっきりと区切る」という基本義があり、関節、接合部などの意味もある。発音・発声を明瞭にするためにはしっかりとしたアーティキュレーションを身につける必要がある。
◆板付き(いたつき)
幕が上がったときや転換後の明転時に役者が舞台上に既にいること。「この場面は板付きです。」といった感じで照明や音響スタッフなどの意思疎通にも使われる言葉。
◆入り(いり)
収録スタジオやイベント会場など、役者が実際の現場に到着することをいう。「●●時入りでお願いします」など、時間と合わせて使われることが多い。入りが遅れると、全ての作業が遅れてしまうため、遅刻は厳禁。
◆外郎売(ういろううり)
歌舞伎演目のひとつ。声優の専門学校で「外郎売」というと、劇中に出てくる外郎売が「透頂香」という薬を宣伝するための述べる口上を指すことが多い。次々と薬の効能や特徴を述べる口上には役者に必要な発声・滑舌を鍛えるための要素が満載のため、昔から教材としてよく利用されている。1,800字程度の台詞だが、すべて暗記しているというプロの役者さんや声優さんも多い。どの声優養成所でも、必ずやる課題
 出典:梶裕貴YouTube公式チャンネル
◆絵コンテ
映像の流れをイメージ画と説明書きで細かく記載したもの。絵コンテを元に実際のアニメーションが制作されていく。アフレコの場合、収録時に実際の絵が間に合わない場合には、代わりに絵コンテが使用されることもある。
◆SE(えすいー)
効果音のこと。サウンド・エフェクト。
◆エチュード
即興劇のこと。ある程度の設定(場面や関係性など)が与えられた上で行われることが一般的。
◆F.I(えふあい)
フェードイン(fade-in)の頭文字をとった略語。一般的には黒い画面から徐々に映像が見えてくるような効果のこと。
◆F.O(えふおー)
フェードアウト(fade-out)の頭文字をとった略語。一般的には映像が徐々に黒い画面へと移っていくような効果のこと。
◆オシリ
仕事が終わる時間のこと。「オシリがあるので・・」というと、「この仕事終りに別の用事がある」ということ。
◆オフ
「OFF」。アフレコの現場では、マイクから普段よりも離れて声を出すことを指す。キャラクターが遠くにいる場合(画面上には写っていない場合など)に使われることが多い。
◆OFFセリフ(おふせりふ)
画面の外だったり、顔が見えなかったりなど、キャラクターの口元が見えない状態で発する台詞のこと。
◆オミット
台本のセリフを削除すること。「カット」とも言う。
◆オン
「ON」。通常よりもマイクに近付いて収録すること。オフの逆。
◆音響監督
アニメや吹替えの収録現場の責任者。収録は音響監督の指示に沿って進められていく。役者の演技指導から効果音や音楽まで作品の音に関することに広くかかわる人。声優の配役を担当する場合も多々ある。
◆O.L(おーえる)
オーバーラップ(over-lap)の頭文字をとった略語。既にある画像の上に他の画像を徐々に重ねて見せていくとともに、前の画像は徐々に消していくような効果のこと。回想シーンなどでよく使われる。
◆オンリー録り
本番収録後、セリフに間違いがあったり、雑音が混じってしまった時などに、単独で録り直すこと。